人生曇りときどき晴れ

長い人生には、晴れの時もあれば曇りもある。むしろ雨が続くことだってあるかもしれない。けれども雨は必ず止む。そしてまた晴れる。そんな気持ちを持ちながら世の中に溢れている気になることを自由気ままに綴っていきます。

冬の風物詩高校サッカーを見て思うこと

ひと昔前の高校サッカーといえば、蹴って走るチームが象徴的だった。優勝するチームも走りを得意とするチームが多かった。国見、鹿児島実業市立船橋。この3チームは走りを強みとする代表的な高校だと思う。

高校部活サッカーは走力。Jクラブチームの下部組織は技術。そんな印象が少し前の高校年代のサッカーにはあった。

 

しかし、今回の選手権大会を見ていると非常に足元がうまく蹴るだけではなくパスをつなぎ、要所要所で小気味よいドリブルを仕掛けることができるチームが多くなっていて驚いた。

高校サッカーが蹴るサッカーではなく、パスをつなぐサッカーになった要因の一つは2006年に選手権で優勝をした野洲の存在が大きいと思う。セクシーフットボールと称された美しいサッカーは見ている人を虜にしてしまうほどだった。

蹴って走るサッカーが当たり前の中、パスを細かくつなぎ、おしゃれなヒールパスをしたり、ドリブルで何人も相手を抜く。そんなサッカーをした野洲は高校サッカーという枠組みの中では異端の存在だった。

そんな野洲の存在から約10年が経ち、高校サッカーにとってまた新たな異端と言える存在が現れた。

 茨城県代表 聖和学園

圧倒的な個人技、ドリブル、創造力、どれをとってもいままでの高校サッカーの中では飛び抜けている印象を受けた。こんなうまいやつらがいるのかと。

聖和学園の1回戦の相手は元祖異端な存在である野洲。私は偶然にも前日に、野洲の練習を見る機会があったが、半端なくうまかった。野洲の練習を見た際は、今年の野洲は選手権で久々に上位進出するだろうな、そんな期待感を持っていた。

聖和学園なんて正直、知らなかった。野洲が圧倒するだろう。それがどうしたことか。聖和学園野洲のスコアは7-1。聖和学園の圧倒的な個人技の前に野洲は手も足も出ずに、完敗。サッカーではよく手も足も出ないことをちんちんにされたと言うことがあるが正しくその状態であった。(決して下ネタではありません。)

うますぎる、足元の技術が群を抜いていた。ディフェンダーにも関わらず、ドリブルがうまい。10人が全員ドリブラー、そんな感じのチームだった。

上位進出するだろうな。ベスト4くらいまで行ったら観戦にいこうと思ってたら次の3回戦であっさり青森山田に5−0の完敗。(上位進出すると思った高校が次々と敗退、サッカーを見る目はないのかもしれません。)

 

ほんとにサッカーは何が起きるかわからないなと思った今日この頃でした。

サッカーがうまいやつが勝つんじゃない。勝ったやつがサッカーがうまいんだ。